リフォームアンケート

屋根のリフォームは定期的に行うことが大事!

2017.05.08


数あるリフォームの中でも屋根に関するリフォームは大掛かりなものになるケースが多く、費用も高くなりがちです。しかし、費用がかかるからといって屋根のリフォームを定期的に行わないと雨漏りがしたり、色あせにより外観が劣化したりなどいろいろな弊害がでてきてしまいます。また、後回しにしてしまうと屋根材の内部まで傷んでしまい、余計に費用がかかる場合がありますので、ある程度の期間でリフォームを行った方が結果的に費用は安く済むこともあるのです。
そこで、この記事では屋根のリフォームに関する費用の相場や使える補助金についてまとめてみました。

 

屋根リフォームの3つの方法とは?

屋根のリフォームには大きく分けて3つの種類があります。まず、最も費用がかからない方法として屋根の「塗り替え(再塗装)」という方法があります。その名の通り、屋根材に吹き付けてある塗料が劣化してきた場合に行えるリフォーム方法ですが、条件としては屋根内側の基礎部分まで傷んでいないことが条件です。屋根材に限らず建築の際に用いられる塗料は外観を美しくするという目的よりも、屋根材を太陽からの紫外線や雨によるサビなどから守る効果を重視しています。そのため、屋根材の塗料が劣化してくると十分な防水性や遮熱性が保たれなくなり内部の痛みが早くなりますので、「塗り替え」を定期的に行うことで大掛かりなリフォームを遅らせることができます。
「塗り替え」では対応が難しいけど、内側はまだそれほど傷んでいないという場合は「重ねぶき(カバー工法)」というリフォームの方法があります。「重ねぶき」とは、元々ある屋根はそのままにして、その上に新しい屋根をかぶせるという工法です。元々ある屋根を撤去するわけではないので、次に紹介する「ふき替え」と比べて工期が短く、廃材処分費がかからないといったメリットがあります。また、実質的に二重屋根になりますので、遮音性や断熱性がアップするといった効果もあります。ただし、屋根の重さが増えるので新しい屋根材は軽いものに限定されることや建物の強度や耐震性といった部分を調査する必要がある点には気をつけましょう。
屋根の内側まで傷んでしまっている場合には、「ふき替え」といって、屋根材、下地材両方ともに新しくするリフォームを行います。元からある屋根材を撤去しなければならないので、撤去費用が高額になり、工期も長くなるケースが多いです。ただし、屋根を全部変えるということは、それまでの屋根の形を変えることや新しく天窓を付けるといったことも可能ですので、家のイメージチェンジをしやすいというメリットもあります。

 

屋根リフォームの一般的な相場について

屋根リフォームにかかる費用は、屋根の大きさやリフォーム、または塗料の種類によって大きく異なりますが、一般的な相場はどれくらいなのでしょうか。
「塗り替え」に含まれる費用には屋根材の洗浄費用及び塗装費、足場代などがあります。使用する塗料によって工事費用は大きく異なりますが、一般的には30万円から120万円程度のケースが多いです。かなり金額にバラつきがあるように見えますが、これはどの塗料を使用するかによって耐用年数が大幅に違うためになります。もちろん施工する業者によって値段は異なりますが、一般的に一番安いアクリル系塗料と値段の高い光触媒系の塗料を比べると、10倍くらい値段が違います。ただし、耐用年数はアクリル系塗料が約3年未満であるといわれているのに対して、光触媒系は約10年から15年です。これはあくまで塗料だけの値段ですので、これ以外に施工費や足場代を合わせるとあまり安い塗料で何回も「塗り替え」をしていると、かえって費用が高くなることもあります。
屋根の「重ねぶき」に含まれる費用には、主に材料費、施工費、足場代があります。費用の相場は50万円から120万円ぐらいです。このリフォームを行う場合に重要なのは、屋根材の種類で、スレートや金属系の軽いものしか選べません。スレートは軽くて比較的安く、色合いも豊富というメリットがあります。反面、着色が落ちやすい、割れやすいといったところがデメリットです。
屋根の「ふき替え」工事に含まれる主な費用は、材料費、施工費、足場代、廃材処理費などがあります。費用相場は70万円から200万円程度です。「重ねぶき」と違って、屋根の下地材から変えることになるので、費用が高額になります。特に廃材処理費が高くつくことが多いので、基本的にはリフォームの最終手段だと思っておきましょう。
また、リフォームをする際に忘れてはいけないのが、「雨どい」の修理です。「雨どい」は普段あまり気にすることはないかもしれませんが、年数が経つとヒビが入っていたり、一部割れたりしていることがあります。すぐに建物に影響することはありませんが、長い間放っておくと建物の内部へ雨水が入る可能性があります。ただし、「雨どい」の費用は一般的に平米当たり3,000円程度でそれほど高くありません。修理を頼むと足場代の方が高くなることもありますので、屋根リフォームを行った時に一緒に頼むと効率よく修繕できます。

 

リフォームすると補助金がでる?

屋根リフォームは数ある住宅のリフォームの中でも比較的高額になりやすいです。そのため、できるなら費用を安く抑えたいですが、あまり抑えると次のリフォームまでの期間が短くなってしまい、結果的に多くの費用がかかる可能性があります。そのような時は補助金を申請してみましょう。国や住んでいる市町村によっては耐震性能向上や省エネに貢献するなどのリフォームに対して補助金がでる場合があります。
屋根リフォームに関する工事例としては、遮熱塗装を行うことによる遮熱性の向上や、屋根の軽量化による耐震性能の向上などです。また、各市町村が認定した耐震診断士によって耐震性能が一定以下であるという評価を受けた、昭和56年6月1日以前に建築された建物については別途補助金が下りる制度もあります。ただし、どの補助金についてもいえることですが、補助金の額は数万円から多くても30万円ほどですので、あまり頼りすぎると「補助金が思っていたよりも少なくて困った」なんてことになりかねませんので、注意しましょう。
必要な手続きは各市町村や補助金ごとに異なりますので、お住いの市町村に直接聞くのが一番確実です。ただし、注意する点としては補助金の申請は必ず施工前に行うことです。補助金の種類によっては工事前の写真と工事後の写真が必要になる場合もあります。また、基本的に補助金は補助できる額が予算であらかじめ決まっていますので、予算オーバーするくらい補助金を申請した人がたくさんいると、抽選や早いもの勝ちになってしまうことがあります。そのため、リフォームすることが決まったらできるだけ早く申請しましょう。

 

リフォームは信頼できる業者に頼もう!

屋根のリフォームを行う際の注意点としては信頼できる業者に依頼することです。できれば知り合いに紹介してもらった業者を利用する方がよいでしょう。
屋根リフォームのトラブルで特に多いのが、まだリフォームしなくても良いのに「このままだと雨漏りがする」とか、「もう塗り替えをした方が良い」といって何かとすぐに追加工事を進めてくる業者です。もちろん、なかには親切心から言ってくれている場合もありますので一概にはいえませんが、屋根塗装によく使われる塗料の耐用年数の目安はアクリルが3年、ウレタンが5年、シリコンが7年ぐらいです。これよりも短い期間で塗り替えを薦められたら、疑ってみた方が無難です。本当に必要かどうか自信がない場合は、他の業者にも意見を聞いてみると良いでしょう。
また、「見積りになかった工事内容が請求書になると入っている」というトラブルも珍しくありません。確かに見積り時は気づかなかったけれど、実際に施行してみると追加で工事をした方がよい場合もあります。しかし、優良業者であれば追加工事が発生したら依頼主に一度確認をとるものです。悪質な業者の中には、他の業者に工事を取られたくないがために最初の見積り時には工事を少なくしている場合がありますので、見積りを貰った時に追加工事はないかどうか確認をしておきましょう。できれば「もし追加工事をする場合は、一度連絡をください」と一言言っておくと安心です。

 

屋根のリフォームについて計画をしておこう

一戸建て住宅の場合、屋根のリフォームは避けては通れない問題です。定期的なリフォームをしていれば「塗り替え」で済むものが、費用がかかるし面倒くさいなどといった理由で放っておくと「重ねぶき」や「ふき替え」といった大きな出費を伴うリフォームになってしまう場合があります。そうならないためにも、次はいつどのようなリフォームをするべきか、予定を立てておきましょう。あらかじめ考えておくことで、必要なリフォーム費用の計画的な積み立ても可能です。ただし、次のリフォーム時期がいつなのかは素人が見たところで判断するのは難しいので、信頼できそうな業者に相談してみましょう。
屋根のリフォームは失敗して雨漏りなどがあると、建物本体まで傷む可能性がある工事です。焦らずに自分が納得いくまで、信頼できる業者を探していくと良いでしょう。

 

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